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【束縛の原因と解決方法】束縛の原因や解決のコツを恋愛心理学で解説!

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「他の女性と話さないでほしい」

「1日1回は私に電話してほしい」

このように、付き合うと、恋人に対して束縛してしまう人が、あなたの周りにもひとりはいらっしゃると思います。

また、行き過ぎた束縛はそのままにしておくと、DVやストーカーなどにつながってしまうリスクもあります。

そうならないためにも、束縛してしまう人、そして、束縛される人がお互いに意識して改善していく必要があるのです。

そこで、今回は束縛の原因やその心理、解決方法について、恋愛心理学の観点を踏まえて解説していきます。

よくある束縛行動パターン

まずは、よくある束縛行動パターンを解説します。

束縛する人に見られやすい行動パターンは次の4つです。

1.恋人と常に一緒にいたがる

2.恋人を周囲から孤立させたがる

3.恋人の細かい事まで知りたがる

4.思いどおりにならないと怒る

束縛する人にはこのような行動が見られやすいです。

では、次に、「なぜ束縛してしまうのか」について見ていきましょう。

なぜ、束縛をしてしまうのか。

束縛してしまう人の多くは、恋人を束縛することで、相手の愛情の深さや自分の価値を試そうとします。

また、恋人のライバルになり得る存在をなるべく少なくするために、束縛をすることもあります。

ですが、実は束縛する人は、複雑な原因や心理を抱えていることもあります。

また、束縛される側に原因があるケースもあります。

そこで、次に束縛してしまう原因やその心理について見ていきましょう。

束縛をしてしまう原因とその心理

束縛してしまう原因やその心理は次の5つです。

①自己評価が低い

②拒否感受性が高い

③過去の恋愛でトラウマを抱えている

④複雑な家庭環境の中で育った

⑤相手を信じられない理由がある

束縛をしてしまう原因やその心理は、①~⑤のいずれかに当てはまることが多いです。

では、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。

①自己評価が低い

束縛してしまう人は、「自己評価が低い」ことが原因になっているケースが多いです。

ちなみに、自己評価が低い人は、恋人に嫉妬したり、不安を懐きやすいなどの特徴も見られます。

自己評価が低い人は、自分に対して自信がないため、「私は愛される存在」だという意識も芽生えにくいです。

そのため、恋人にとっての自分の価値を試そうとしたり、「他に好きな人ができてしまうのでは?」と思い、束縛につながってしまうのです。

②拒否感受性が高い

束縛してしまう人は、「拒否感受性が高い」傾向にあります。

拒否感受性とは、自分にとって大切な人が、「自分を拒絶するかもしれない」「受け入れてくれないかもしれない」などと不安に思うことです。

つまり、拒否感受性が高い人は、恋人に不安を抱きやすく、自分が愛されているかをついつい確認したくなります。

ちなみに、「私のこと好き?」と何度も聞いてしまう人は、「拒否感受性が高い」といえます。

このように、拒否感受性が高い人は、自分が愛されているか、さまざまな方法で確認しようとします。

そして、その一つの方法として「束縛」があるのです。

また、拒否感受性が高い人は、言動をネガティブに受け取り、怒りや不満を感じやすい傾向があるため、注意しましょう。

ちなみに、心理学者ダウニーの調査では、拒否感受性が高い人は、そうでない人に比べて、1年後に破局している割合が2倍以上も高くなることがわかっています。

そのため、相手との良好な関係を長く続けるためにも、拒否感受性が高い人は、それを改善していく必要があるといえます。

③過去の恋愛でトラウマを抱えている

束縛してしまう人は、過去に恋愛で相手に裏切られて、大きく傷ついた経験をしている場合もあります。

例えば、信じてた彼に浮気されたり、「他に好きな人ができたから」という理由で別れを告げられたりなどのケースです。

このような辛い経験を過去にされている方は、どうしても少しのことで相手に不安を感じたり、束縛したりしてしまいます。

もちろん、このような辛い経験をされたことで、相手を束縛してしまう気持ちはとてもわかりますが、その相手と今の恋人は違いますし、重ね合わせる必要はありません。

また、過去の相手と重ね合わせるのは、今の恋人にも失礼です。

そのため、過去に裏切ってきた相手と今の恋人を比較したり、重ね合わせることだけはやめましょう。

④複雑な家庭環境の中で育った

束縛してしまう人は、複雑な家庭環境の中で育っているケースもあります。

幼少期に両親の愛情を十分に受けずに育ったり、家庭に不信感をもったまま大人になったりしていると、どうしても自己評価が低くなりがちです。

そうすると、当然、自分への自信も持てなくなるため、不安や嫉妬をしやすくなります。

そして、

「相手の愛情が自分にどれだけあるのか」

「相手にとって自分はどれくらい価値があるのか」

を確かめるために束縛という形をとってしまうのです。

⑤相手を信じられない理由がある

束縛してしまう人は、恋人を信じられない何らかの理由をもっている場合もあります。

一番は、その恋人が過去に浮気をしたことがあるケースです。

理由はどうであれ、一度浮気をされると、その恋人に対しての信頼を一気に失い、疑いの目が強くなります。

他にも、恋人が日頃から約束を破る癖があったり、異性との交友関係が広かったりする場合も、束縛してしまう理由のひとつになっていることがあります。

また、「好き」という気持ちが伝わってこなかったり、恋人からの愛情表現が少なかったりする場合も、不安の原因になり、その結果、束縛につながることがあります。

束縛は、相互の協力が大切!

束縛の解決方法とそのコツ

もし、束縛を解消したいなら、束縛する側と束縛される側の両方の協力が必要不可欠です。

まず、束縛してしまう側の唯一の解決方法は、自分に自信をつけることです。

なぜなら、束縛してしまう最大の理由は、「自己評価が低い」からです。

そのため、「自分は愛される存在である」「自分は恋人に必要とされている」という自信を持つことが大切です。

ただ、束縛する側が自信をつけるためには、束縛される側の愛情表現が最も大切です。

そのため、現在、恋人に束縛されて困っているという人がいたら、そのお相手の魅力や好きなところを積極的に言葉にして伝えてあげてください。

そして、相手の「愛される自信」を高めてあげてください。

すると、相手は、愛されていることを実感するとともに、安心するので、自然と束縛も少なくなっていきます。

そのため、これを機に、相手を誉めたり、好意を伝えたりするのが恥ずかしくて苦手だという方も、「好きだよ」「~が魅力的だよね」など、ご自身の思いや相手の良い所を積極的に言葉にして伝えてあげてくださいね!

さいごに

今回は束縛してしまう原因やその心理、解決方法などについて、恋愛心理学の観点を踏まえて解説してきました。

束縛は、エスカレートするとストーカーやDVにまでつながってしまいます。

そのため、束縛してしまう人はもちろん、束縛されて困っている人も、日々の自分の振る舞いを見直し、必要に応じて改善していくことが大切です。

ぜひ、今回解説した点を活用して、束縛によるトラブルを事前に回避してくださいね!

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